ウォームビス、あったかグッズ、温め方のコツ

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「ウォームビズ」と言う言葉をご存知ですよね?

地球温暖化懸念される現代、エアコン等の使用量を制限することによる温室効果ガスの削減を目的とした運動の事で、環境省によって定められている制度を指しています。

簡単に言うと、寒い時には厚着をする等の工夫を自分たちでして、安易にエアコンを使わない様にしましょう、という考え方および活動です。

安易にエアコンを使わない、というのはたとえばエアコンを使うとしても設定温度を低めに設定しましょうということです。「設定温度を低めに」というのは、エアコンを点ける温度を低くする、またエアコンで暖める温度を低くする、という2つがあります。

いずれも、トータルでエアコンの使用時間を減らし、使う電気量を減らしましょう、と言う様な事です。

反対語としての「クールビズ」と言う言葉は、耳慣れた感がありますね。いわゆる「市民権を得た」「巷に広まっている」言葉です。

ウォームビズの時期は、「秋口~冬の終わり位」、大体11~3月がその期間だと言われていますが、クールビズと違って、ウォームビズはまだまだ浸透していない様な感じです。
クールビズでは男性がネクタイを外しても良いと言う事例がわかりやすいですし、そのノータイ(ノーネクタイ)スタイルが広まりましたが、ウォームビズではそのような象徴的・定番的な物が無いですよね。

「ウォームビズ」と言っても、必ずしもビジネスの場やオフィスの様な職場環境での制度の話ではなく、各家庭でも実施することが勧められています。

昔から、一家団欒という言葉がもありますが、古くは囲炉裏を囲んで、少し前までもコタツに家族で集まったりしていました。現代に生きる私たちも、リビングに皆が集まって1つの部屋だけエアコンを使う様にする事で、家族のきずなが深まり、電気量(電気代)の節約にもなり、いいことづくめですよね?

ウォームビズの誕生のきっかけは、地球温暖化対策。
オフィス内のエアコンの温度を低く設定し、その代わりに温かい格好をして仕事をしようと言うのがスタンスです。

ウォームビズ推進のためにというセールストークとともに、寒い季節になってくると様々なあったかグッズが発売されてきます。

膝掛けの様な、昔からある定番的な物から、ちょっとした電化製品、アイデアグッズなどユニーク・面白・あったかグッズも有ります。

さて、今更ですが、ウォームビズがのメリットを少し考えてみましょう。
以下、順不同ですし、細かい部分では正しくないところもありでしょうし、ここに挙げているもの以外でもいろいろなメリットはあると思います。ウォームビズのメリットの代表例としてお読みください。

その1
先ず、何はともあれ、「地球温暖化対策の手助けが出来る」と言う事です。

クールビズの話もそうですが、地球温暖化対策というのは巡り巡ってそうなるという話でして、何やら「風が吹けば桶屋が儲かる」的な部分もあり、分かりにくい部分も残ってはいるのですが、長年の専門家の方々の調査・研究の結果、「省エネは地球温暖化対策として有効である」というのは少なくとも大筋では間違っていないというのが定説となっています。

クールビズやウォームビズの場合、様々なメリットが重なった結果、得られるメリットとして、省エネ=地球温暖化対策となるのです。

その2
直接的には、エアコンの設定温度を低くしたり、エアコンの使用をそもそも控えたりする事で、先ずは電気(及び電気代)の節約が出来ます。

これは家計や事業にとってはコスト的に大きなメリットですが、それによって二酸化炭素の排出が抑えられ、結果的に地球温暖化の抑制に貢献出来ると言うストーリーです。

その3
次に「健康的な身体作りに役立つ」と言うメリットがあります。
寒いからと言って、四六時中エアコンを使って外から身体を温めていは、外的・表面的な暖め方になってしまい、自分で身体を温める能力が衰えてしまいます。

厚着をすることで身体を冷やさない工夫をすれば、風邪を引きにくくなったり、体調を崩しにくくなったりする、強い身体作りの可能性が高まります。

さて、では身体の温め方のポイントについても少し考えてみましょう。

身体を効率よく温める方法としては、「下半身」を鍛える事が良いと昔から言われています。

下半身を鍛えると何が良いのかというと、下半身に溜まっている血液を筋肉を使って全身に行きわたらせ、血流を良くして体を温めるという意味が有ります。

オフィスで寒さを感じたときに、膝掛けやカイロ等を使って足元を温める事が効果的ですが、その温めた血液を、鍛えた筋肉によって全身に巡らせ、身体中を温かくしてくれると言う訳なのです。つまり、身体そのものがあったかグッズになるということです。

下半身を鍛えると言ってもなかなか難しいとは思いますが、下半身の筋肉を直接温める事でも同様の温め効果が得られます。

筋肉を直接暖めるコツをご紹介しましょう。

温めるべき筋肉としてオススメなのは「お腹」「お尻」「太ももの前面」の筋肉です。

ご存知と思いますが、筋肉には無数の血管が通っています。筋肉を温めると、血液も一緒に温まり、温まった血液はその筋肉の働きによって全身を巡って行くのです。
特に、お腹の筋肉を温めることが重要だと言われています。なぜなら、お腹の筋肉が冷えていると言う事は、そこにある内臓も冷えていると言う事だからです。お腹(内臓)が冷ると内臓の機能が低下してしまい、健康にも様々な弊害が生じる可能性があります。

ですから、お腹を温める事は、身体を温めるというだけではなく、健康の維持・推進の面からも有効だと言えます。昔から、腹巻やカイロを利用してお腹を冷やさないようにする方法は良くとられてきました。

オススメのあったかグッズとしては、貼るタイプのカイロですね。
手軽に直接温められて良いと思いますよ。

お腹・お尻・太ももの全面を意識して、下半身の筋肉を温めることで身体を温めて行く様にしましょう。ウォームビズを持ち出すまでもなく、自分のためです。

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